Flame 2023 の主な機能

最先端の 3D コンポジティング、VFX、エディトリアル フィニッシング ツールで、ポストプロダクションのワークフローが加速します。

3D コンポジティング ツールセット

従来の 2D コンポジティングと同じインタラクティブな操作で、Action の強力な 3D ビジュアル エフェクトを効率的に制作できます

機械学習による画像の区分

AI を活用したキーヤーで、空、人間の体、頭、顔の特徴などのオブジェクトを簡単に識別できます

タイムライン編集ツール

ビデオやオーディオのファイルにエフェクトを挿入、除去、適用できます

次世代カメラ トラッキング

カメラ データ、点群、Z 深度マップを生成して、シーンにオブジェクトを簡単に配置できます

MasterGrade:クリエイティブなカラー ツール

HDR や浮動小数点に対応したカラー ツールで、カラーリング作業の質が飛躍的に向上します

統合型フィニッシング ツールセット

統合環境のカラー グレーディングを、カラリスト用のコントロール パネルと接続できます

エクスプローラーのグレード ビン

取得したリファレンスとタイムライン FX 設定を専用のグレード ビンおよびリファレンス比較領域に保存できます

NDI によるビデオ プレビューのストリーミング

ネットワーク経由のオーディオやビデオのストリーミングによって、生産性の高いクライアント セッションを実現できます

Dolby Vision HDR コンテンツ ツール

Dolby Vision テクノロジーを使用して HDR コンテンツを作成することで表示環境が向上します

Flame の機能

最後のポストプロダクション編集で、Flame ツールが強力なパワーを発揮します。

3D VFX ツールとフィニッシング ツール

人間の顔を抽出

人間の顔領域セマンティック キーヤーと機械学習を利用して、マットを抽出します。


セマンティック キーヤーで空を抽出

ワンクリックで空を選択表示し、雲を除去したり、空の背景に処理を追加したりと、さまざまな処理を行えます。

詳細はこちら(英語)


人の体や頭の抽出

人の体や頭を切り取り、ショット上ですばやくカラー グレーディングやライト FX 処理を反復できます。


AI を活用した Salient Keyer

オブジェクト認識ツールにより、境界ボックス内で最も際立ったオブジェクトを検出し、マットを適用します。


強化されたカメラ モーション ソルバー

機械学習によるオブジェクト検出機能を搭載。SFM(Structure from Motion)と Visual SLAM に基づく高度なカメラ ソルバーを適用できます。

詳細はこちら(英語)


3D コンポジティング

従来の 2D コンポジティングと同じインタラクティブな操作で、Action の強力な 3D ビジュアル エフェクトを効率的に制作できます。

詳細はこちら(英語)


統合型フィニッシング用コア ツールセット

カラリスト用 Tangent コントロール パネルに接続された統合環境でカラーとエフェクトを適用できます。

詳細はこちら(英語)


MasterGrade:クリエイティブなカラー ツール

3 タイプのカラー スペース(映像、Log、シーンリニア)のグレーディングに最適化されたモードを使用できます。

詳細はこちら(英語)


エクスプローラーのグレード ビン

カラー グレーディングとエフェクトの作業内容を、専用のグレード ビンおよびリファレンス比較領域に保存して呼び出せます。


NDI によるビデオ プレビューのストリーミング

NDI レシーバーやウェブキャスト ソフトウェアに、フルスクリーン ビデオを IP 経由で伝送し、リモートでストリーミングできます。

詳細はこちら(英語)


Dolby Vision HDR 互換

Dolly Vision HDR のアニメーション化可能なメタデータの読み込み、オーサリング、表示、書き出しを行います。


Z 深度マップ ジェネレータ

動画のシーン デプス修正に機械学習を使い、カメラとの距離に応じてカラー補正、エフェクトの適用を行います。


人間の顔の法線マップ ジェネレータ

機械学習により 3D サーフェス方向のバンプ マッピングを生成し、カラー補正、リライティング、レタッチを行います。


選択可能な 3D モーション ベクトル モード

CG レンダリングや分析を行ったモーション ベクトルを、選択した 3D オブジェクトに直接入力してマスクと組み合わせることができます。


PhysicalDefocus エフェクト

Image、Action、Batch に対して GPU による高速フォーカス送りの焦点ぼけ効果をお試しください。


Cryptomatte レンダー パスに対応

再度レンダリングしなくても、暗号化されたオブジェクト、アセット、マテリアルを Flame および Flare で利用できます。


屈折

物理的なマテリアルを 3D オブジェクトで再現したり、サーフェス マテリアルの特性をもとに背景オブジェクトの歪みを調整したりできます。


イメージ ノード用のクリエイティブな FX

カメラ レンズ エフェクトの物理的なグレア、ビューティー ワーク、クリーン アップなどの用途に対応する A2Beauty と Washer Matchbox のツールを搭載します。


コンフォーム

自動リンク マッチ機能を使用して、マルチレイヤ タイムラインをすばやく作成できます。単一のタスクベースの領域で、高度なコンフォーム ツールとトラブルシューティング ツールを使用できます。


[Effects]タブ:タスクベースの環境を構築

カラー グレーディング ツールのショット間にわたるルールの適用に、さまざまなエフェクトを使用できます。


イメージ タイムライン FX と Batch ノード

カラー、ビューティー ワーク、修正作業、フリーフォームでのクリエイティブな画像加工と、あらゆるクリエイティブな画像処理に使用できる統合型のツールセットです。


編集用タイムライン

プロジェクトを管理したり、一貫性のあるルックを作成したりできます。また、カラー グレーディング済みのショットや 3D VFX ショットを編集上の意図に正確に一致させることができます。


自動 Background Reactor

Linux Flame を使用した再生時に、自動キャッシュを使用してクリエイティブなルック デブ作業を短時間で実行できます。


メディア管理

サポート対象のデータ形式が追加され、共有機能や処理機能が強化されました。メディア管理がさらに快適になります。


Matchbox API

GPU アクセラレーションに対応する GLSL シェーダーを使用して、Action の 3D コンポジティング環境の問題を解決できます。


Action:投影のトラッキング

投影を UV セットに変換してジオメトリを完成させます。


Pybox

スクリプトで記述できるハンドラを使用し、外部のレンダラで画像を処理できます。


コネクテッド コンフォームによるスマートな合成

作業中のショットに、後から新しい編集用カットを動的に合成できます。


最新のカラー マネジメント

ソースから画面出力まで、クリップ単位でカラー スペース情報を追跡できます。書き出されたカラー ポリシーをロックする機能もあります。


HDR の高度な色相カーブ

キーイングする必要もなく、ショット内の特定の色をすばやく操作できます。


Python API

スクリプトで記述できるコマンドにより、Batch 環境での作業がスムーズになります。


バッチ ペイント アニメーション

多機能な編集ボックスを使用して、ストロークを調整したり、アニメーションを作成したり、ユーザー定義のフレーム範囲で制限することができます。


バッチ ペイント編集

16 ビット浮動小数点深度のサポートにより、ペイント ノードでペイント ストロークを個別に編集し、シームレスな外観を実現できます。


コネクテッド コンフォーム ワークフロー

包括的なメディア管理のアプローチで、複数のシーケンスにわたってメディアを共有、ソート、同期できます。


GMask トレーサー

軽量なスプラインベースのシェイプ ツールと統合クロマキー ツールを連携させて、高度なコンポジットを作成できます。


スコープ:高解像度の波形モニター

機能強化された信号モニターで HDR と WCG に対応。カラースペースのタグ付けでスコープのビューの特徴を示します。


平面トラッキング

多機能かつ高性能な平面トラッカーで、パース ビューの変更を簡単かつ巧みに操作し、追跡できます。


ShotGrid の統合

ShotGrid ツールセットを利用して、レビューや進捗管理を効率的に行えます。


Blackmagic RAW に対応

Blackmagic Design の RAW メディアを読み込むことができます。 


ノードベースのコンポジティング(Batch)

タイムラインとデスクトップが統合された Batch 環境で、2D 要素と 3D 要素を反復的に合成できます。


エフェクトの環境:グループ

視覚的に整理された構造でショットをフィルタリングしたり、比較や補正を行えます。


エフェクトの環境:レイアウト

ビューポート、ストーリーボード、メディア パネル、タイムライン エフェクト パイプラインなどを設定して、レイアウトをカスタマイズできます。