Autodesk InfoWorks WS Pro の主な機能

水道供給システムの効果的な計画、設計、運用のための水理モデリングに利用できる、Autodesk InfoWorks WS Pro の主な機能をご覧ください。

コラボレーション モデリング

競合を解消しバージョンを管理して、複数のユーザーが同じモデルを同時に編集

GIS およびアセット解析との統合

地理情報システム(GIS)などのサードパーティ データや Info360 に接続し、自動更新を活用してデジタルツインを構築

合理化されたモデルの構築

既存のデータの欠落しているネットワーク値を推定して、適切な値でデータ ギャップを補完

需要の割り当て

さまざまな手法を駆使して、顧客のポイントおよびエリアベース(土地利用)の需要をネットワーク内のノードに割り当て

テレメトリへの接続

テレメトリへの接続を使用して需要エリア解析、調整、漏水シミュレーションを実施

強力な演算能力

マルチコア シミュレーションでコンピューティング リソースをチーム間で共有してハードウェア リソースを最大限に活用したり、クラウドを利用

汎用マルチラン(GMR)

クラウドの拡張性を利用し、1 つまたは 2 つの値を変更してシミュレーションを繰り返し実施

包括的なシステム解析

水道システム(火災放水、水質、放出、パイプ遮断など)を改善

模倣運用

ポンプとバルブの制御と要求、モデル要素(消火栓、メーター)を明示的かつリアルに再現

システムの回復性の確認

インシデントの影響を受ける顧客を特定し、重要リンク解析によって平行配管で回復性を強化できる場所を表示

結果をわかりやすく表示

ネットワークの主題図は等高線が色分けし、要素のプロパティと結果をわかりやすく表示

柔軟性の高い結果のクエリー

SQL(Structured Query Language)クエリーの組み込みライブラリを使用して、結果をレビューしたり、必要な数のクエリーを追加

Autodesk InfoWorks WS Pro の機能

InfoWorks WS Pro での水道モデリング

強化

モデルのスケルトン化の改善

InfoWorks WS Pro Skeletonizer ツールが強化され、一貫した正確な水力学的挙動を確保しながら複雑性が確実に軽減されるようになりました。いくつかのテスト モデルでは、改善されたツールセットを使用することによって、繰り返し可能な削減ラウンド 1 回でネットワークの 90% が削減されました。(ビデオ:54 秒 英語)


新機能

アセット管理の統合

モデリング担当者は Info360 を使用して、さまざまなシナリオでシミュレーションされた標準の使用条件を共有できます。これは、他のワークフローやメリット以外にも、特定の PVC パイプの LoF(損傷確率)を特定する際に大きな影響力を持ちます。(ビデオ:51 秒 英語)


新機能

クラウドでの実行の予約

共同のクラウド データベースで作業する際に、実行に予約フラグを設定することによって、反復のコントロールを保護してモデルの変更をテストできます。(ビデオ:1 分 49 秒 英語)


新機能

モデル診断

各実行のエンジン ログ ファイルのシミュレーション診断情報が、レビュー、ソート、マッピング、照会を実行しやすい形式で提供されるようになりました。診断テーブルには、スナップショットの安定性、フローの不均衡が最大のノード、不安定または信頼性の低いレギュレータ バルブ、ポンプと貯水槽の操作情報、抑制された需要などの情報がまとめられます。(ビデオ:1 分 7 秒 英語)


需要エリア解析の結果の改善

需要エリア解析のレポートが改善され、主要な結果を簡単に活用できるようになりました。これらの結果は、需要エリア グリッドの右クリック オプションを利用して、マッピングのためにネットワーク オブジェクトにコピーできます。(ビデオ:7 分 39 秒 英語)


データベースのバージョン間互換性

InfoWorks WS Pro は異なるバージョンのデータベースをサポートします。下位互換性を有効にするには、利用可能な機能をオンにし、サポートされていない機能をオフに切り替えます。バージョンを変更すると、マスター データベースの更新による影響などの警告メッセージが表示されます。(ビデオ:2 分 5 秒 英語)


供給中断レポート

InfoWorks WS Pro では、パイプの破損などのインシデントによって影響を受けた顧客の数と、その期間に関するレポートが作成されるようになりました。(ビデオ:2 分 3 秒 英語)


シナリオ管理

需要、ポンプ制御、タンク サイズなどを変更して、必要な限りの代替案を分析、比較してモデル内に表示します。Scenario Manager では、わかりやすい方法で、データの整合性を維持しながら代替案を調査できます。(ビデオ:7 分 5 秒 英語)


新機能

EPANET の読み込み

複数の EPANET モデルまたはファイルを 1 つの InfoWorks WS Pro モデルにシナリオとして読み込めるようになりました。この更新により、InfoWorks WS Pro に .inp ファイルを簡単に取り込むことができるため、WaterGEMS、InfoWater、Mike+、EPANET などの他のツールでキャプチャしたデータがある場合は、InfoWorks WS Pro への移行プロセスを効率化できます。


SQL の読み込みと書き出し

読み込みと書き出しにより、SQL の InfoWorks WS Pro サブセットをモデルとチーム間で共有したり、指定した条件を使用してネットワーク オブジェクトを選択および更新したりできます。


大規模なデータ管理

複雑なプロジェクトに関連する大量のデータを迅速かつ容易に読み込み、追跡、監査、解釈できます。


トレーシング ツール

トレーシング ツール(上流/下流、境界、接続、近接、孤立トレースなど)を使用すると、ネットワークの問題や異常を特定したり、孤立した領域を特定したり、システムのレイアウトを把握したりできます。


需要パターンの更新

テレメトリから

シミュレーションに先行する調整プロセスの重要な部分として、InfoWorks WS Pro では、需要管理エリア(DMA)内の住宅用需要プロファイルが計算されます。この計算を自動化して、観測されたテレメトリ データからパターンを直接導き出します。


需要エリア解析

需要エリア解析では、ライブ データを調査して、水の使用量、未測定の消費量、漏水を含む水損失を時系列で表示します。


モデル要素の比較

モデルを理解しやすいように、グラフ、長い断面プロファイル、注釈の要素と結果を比較してネットワーク上に表示します。